「創業計画書」の書き方のコツ その2
今回も、創業計画書の書き方のコツをご紹介していきます。
記載する内容は、大きく9項目になりますが、そのうち3つをご紹介します。
4.取引先・取引関係等
ここでは取引先名、シェア率、掛取引の割合、回収・支払いの条件を記載します。
書く前に出店予定地の住民のライフスタイルや特徴などをリサーチし、顧客ターゲットを明確にしておきましょう。
取引先名は、販売先や仕入先が企業なのか一般個人なのかを記載します。記入する際は、販売先(お客様)が一般個人の場合、「一般個人」とだけ書くのでは、お客様のイメージが湧きませんので具体的に書くことを意識しましょう。仕入先は一般的には企業になると思いますので、こちらは仕入先との関係も記載することをおすすめします。
×一般個人
〇一般個人(鹿児島中央駅周辺の会社員、学生)
×●●食品(鹿児島市荒田1丁目)
〇●●食品(鹿児島市荒田1丁目、地元の知人が経営している食品会社)
5.従業員
こちらは、創業に際して3カ月以上継続して雇用を予定している従業員の人数を記入します。
6.お借入の状況
現在、事業、住宅、車、教育、カード等で銀行・クレジットカード会社に借り入れをしている場合は、こちらに記載します。信用に関わりますので、正しく記入してください。
今回は、創業計画書の4.取引先・取引関係等、5.従業員、6.お借入の状況までの書き方のコツをご紹介しました。次回は、7.必要な資金と調達方法の書き方からご紹介していきます。
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2022.01.25|CATEGORY:お知らせ